みぃねこの備忘録

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Shanling M0 と iPhone 6s をDAPとして比較 【再生環境更新】

こんにちは。今回は少し趣が違います。

前回のCCA C04レビューの際に少し触れた「再生環境の一新」ですが、これまでみぃねこは低価格イヤホンはその気軽さから外出等で外に持ち出して使用することを前提にプレイヤーをiPhone SEとしていました。

元々そんなに音質にこだわりがある方では無かった筈のみぃねこがポータブルオーディオの世界にハマり色々なイヤホンを低価格からそこそこ高価なものまで実際に購入し聴いていますが、先述の通り低価格イヤホンでは一貫してiPhone SE直挿しが基準です。

これはスマホで音楽を楽しんで聴いているライトユーザーが圧倒的に多く、ポタオデ趣味のヘビーユーザーが少数派であることが現実で、その再生環境に近いところでレビューをすることで付属品とは別の新しいイヤホンを探している方の参考になればという想いがあっての事でした。

単に音が良い悪いという評価ではなく、それぞれに特徴があって聴く人の好みや音楽のジャンルも少なからず影響があるということを前提に伝えられたらと考えお勧めをしています。

これまでに低価格イヤホンの中でも最もポピュラーな1BA+1DD中華イヤホンを17種類レビューしていますが、そのどれもが「外れ」ということではなく「特徴」として評価したときに、改めてプレイヤーとの「相性」の存在も無視できないと考えていました。

そのため再生環境を更新すべく音質傾向がiPhone SEとかけ離れない機種として、

  • 購入価格1.5万円以下(2万円前後クラスはスペックの差が出てくる)
  • Bluetooth接続可能なこと(AACまたはaptXは最低限クリア)
  • 有線接続可能なこと(3.5mmプラグ)
  • 持ち運びが苦にならない大きさ/重さであること(携帯と2個持ちで苦にならない)
  • 音楽データ管理が簡単にできること(内臓/外部ストレージ)
以上5つの条件を元に絞り込み、結果タイトルの通りShanling M0を購入しています。
この時最後まで迷ったのは同社のShanling M1でM0はタッチパネル操作メインとダイヤルボタン、M1が物理キー操作メインとダイヤルボタンという操作性の違い。本体の大きさと相関する画面の大きさ、重量の違いは一長一短であり最終的に今年発売モデルの小さく軽いM0を選択しました。
Shanling M0のスペック(抜粋)
  • 1.54インチタッチスクリーン
  • DACチップES9218P採用
  • Bluetooth4.1対応(LDAC/aptX/AAC/SBC)
  • 主要なオーディオフォーマットに対応(ハイレゾ対応)
  • PCM最大384kHz/32bit、DSD64/DSD128をサポート(MP3、WAV、WMAAAC、DSF、DFF、ISO、DXD、APE、FLAC、ALAC、AIFF、AIF、DTS、OGG、MP2、M4A、AC3)
  • microSDカード(最大512GB)対応(注:内部ストレージ無)
  • USB接続によるDACトランスポート機能(別売OTGケーブルが必要)
  • トランスミッター/レシーバー機能
  • 連続再生15時間(待機時間は約30日間)
  • 本体サイズW40 x H45 x D13.5 mm 重量約38g
  • 販売参考価格 約14,000円(amazon内、国内正規代理店)
詳細はメーカーサイトまたは他の方のレビューを参考にしていただけますと間違いがないと思いますが、恐らく抜粋したスペックで十分に検討しているDAPとの比較に役立つのではと思います。
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※大きさの比較
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さて実際にM0を使ってみた感想として
 
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操作感
  • 独自OSではあるがiOS同様の直感的な操作が可能
  • OS言語は日本語選択可能。直訳っぽいので「???」となる場面もあるかもしれません。
  • フリックの感覚は敏感で慣れが必要。流石にiOSには敵わないものの小さな画面がそれを補っている。
  • タップで選択。右へフリックで戻る。メインメニューに戻るが長くタップとシンプル。
  • プレイリスト作成は最低限のレベルで可能。プレイリスト名は固定。曲の登録は本体で行う。メニューからSDカード内の曲データを選択し再生画面の「+」ボタンをタップし登録するのでちょっと面倒。

取説が多言語表記に対応されていて日本語ページは最後にありますし、国内代理店による正規販売もサポート等安心できるポイントになりますよね。

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※アルバムアートも映ります
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ハイレゾ音源の場合「HR」マークが出ます
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※この画面の「+」をタップしてプレイリストへ登録
 
多様性
  • Bluetooth4.1に対応し無線接続もaptXやAACによるワイヤレス環境でも高音質で音楽を聴くことが可能。加えてLDACにこの価格帯で対応している。
  • スマホから音楽を飛ばしてレシーバーとしてお気に入りの有線イヤホンで音楽を聴くことが可能
  • PCへUSB接続しDACトランスポートとして使用可能だがOTGケーブルは別途用意する必要がある
  • 曲データ管理はPCから単純にSDカードに音楽データをコピーすればOKです。本体表示やプレイリスト等にこだわるなら「Shanling M0 m3u8」で検索し他の方の詳しい方法が載っているブログを参考にしてみてください。
LDACは対応機種を所有していないので未確認です。SONYのワイヤレス機器を持っている方にはウォークマンと良い勝負ができて、そのグレードによっては安価に高音質なワイヤレス環境が整いますのでお勧めできます。
 
音質傾向(iPhone 6sとの比較)
既にiPhone SEを手放しており、正確に比較ができませんが6SとSEの音楽プレイヤーとしてのスペックの違いを調べましたが明確な違いがほぼないようなので、6sと比較した結果となることをご了承ください。
比較で使用したイヤホンは
  • KZ ZSN
  • CCA C04
上記の2種類です。結論に近くなりますが他にも試そうと思いKZ ZS5等を用意しましたが、この2つで十分な結果が得られたと考えられ止めてしまいました。
 
Shanling M0とKZ ZSN
  • 高中低音域の解像度が高く特に中音域は音を追いやすい
  • ボーカルがクリアでコーラスも埋もれずに聴こえる
  • 低音域では低音の量感は十分でベースラインが埋もれず追いやすい
  • 高音域はキラキラ感があり伸びもある
iPhone 6sとKZ ZSN
  • 中低音域の音がやや濃い印象で解像度は普通。
  • 中音域がやや強調されたような印象でボーカルがやや前にでるがコーラスが埋もれて聴こえにくい
  • 低音域は低音がM0よりやや強調された印象。低音過多の曲ではベースラインが埋もれ気味となり追いにくい場面がある(追えないわけではない)
  • 高音域はキラキラ感はあるがM0より伸びがもう少し

Shanling M0とCCA C04

  • C04の中音域が強調された傾向が少し抑えられすっきりしたことで中音域の解像度が高くなった印象
  • ボーカルが程よい近さで感じられクリアになった印象。コーラスは埋もれずに聴こえる
  • 低音域は低音の量感がありベースラインは埋もれずに追いやすい
  • 高音域はキラキラ感があり伸びもある

iPhone6sとCCA C04

  • 中音域が強調された傾向でM0より音が濃い
  • ボーカルが近くに感じM0よりやや前に出るがコーラスが埋もれ気味で聴こえにくい
  • 低音域は低音の量感はM0よりやや強調された印象。低音過多の曲ではベースラインが埋もれて追いにくい
  • 高音域はキラキラ感があるがM0より伸びがもう少し
iPhone SEとKZ ZSNの過去レビューはこちら

miineco106.hatenadiary.jp

※iPhone 6sとCCA C04の過去レビューはこちら

以下参考として

iBasso DX150とKZ ZSN

  • 高中低音の全域で解像度が高い
  • ボーカルはクリアで伸びを感じ宇多田ヒカルの特徴的なボーカルが心地よく聴こえる
  • 低域は締りがあり量感も十分でベースラインをしっかりと追える
  • 高音はよりキラキラし伸びやか
DAPのエントリークラスやiphoneと比較するのが間違いでした。格が違います。
 大袈裟に云えばZSNが5千円~1万円前後のイヤホンのように感じます。

 

使用するプレイヤーによるイヤホンの音質の比較結果は

  • Shanling M0とiPhone 6sの音質には違いがある
  • 高音域は解像度はほぼ同じもM0の方が伸びがある
  • 中音域はM0の方が解像度が高くクリアに聴こえる
  • 低音域はM0の方が解像度が高く音を追いやすいが、量感は6Sの方がやや多い

と簡単にまとめてみました。

これは中価格イヤホン、例えばKZ ZS5、ZS6等でも同様の傾向がありました。そして高価格多ドラの場合はiPhoneとポータブルアンプではホワイトノイズが気になりましたが殆ど気になることはありませんでした。

結果から考察するとiPhoneスマホ)は音楽も聴くことができる携帯電話であり、Shanling M0のような音楽を聴くために生まれた製品ではないということ。
iPhone 6sも発売当時の製品価格はM0が4、5台買える値段だったと思いますが、1万円台のエントリークラスであってもそれに特化した製品であるShanling M0の方が音質は上ということになります。
またiPhoneスマホの場合はそれ1台ですべてを賄える便利さがありますが、音質は付属のイヤホンで最適化されているため中低音域が強調されているようです。
そのため音源をより忠実に再現しているのはShanling M0と云えそうですね。
 
まとめとして、もしも今スマホで通勤通学や余暇に音楽を聴いて楽しんでいる方がもう少し良い音で聴いてみたい。でもスマホと同じような大きさで2台持ちは嵩張るし面倒かなと考えているのならばこのShanling M0はお勧めできる1台となりそうです。特にiPhoneユーザーがハイレゾや無線をLDACで楽しみたい場合にはエントリークラスのベストバイとなるのではないでしょうか。
 
あとがきとして、ついにDAPに手を出してしまいました。ブログ当初は普段使いと低価格イヤホンはスマホ直挿し。中価格以上とバランス接続用にポータブルアンプ FIIO Q1 MarkⅡとして楽しんでいましたが、iPhoneSEの代わりにShanling M0。ポタアンの代わりにiBasso DX150を購入。これが「沼」なんでしょうかねぇ(笑)。とはいえ懲りずに今後も気になる商品や1BA+1DDイヤホンの新商品が出れば追加でチェックしていきますのでよろしくお願いいたします。
沼にハマった者の戯言に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
みぃねこ
 
FiiO Q1 Mark? FIO-Q1MK2

FiiO Q1 Mark? FIO-Q1MK2