こんにちは。
今回はいつもの1BA+1DD中華イヤホンレビュー編ではなく低価格帯で発売されたKZ DQ6についてレビューをまとめたいと思います。
AliExpressのWooeasy Earphones Store(@hulang9078)から購入しています。
国内amazonでもHiFiHear Audio(@Qianqian_HRcase)で取扱があります。
1. KZ DQ6について
KZ DQ6はKZ社の低価格帯モデルラインナップの中で変わり種と云えます。これまでは昨年のKZ ZSN pro Xが低価格中華イヤホン1BA+1DDハイブリッドモデルの中でこれがあれば他は要らないと思わせるKZの音でありながらもバランスの良い音が2020年の真打と評価していました。
しかし、それに続く低価格1BA+1DDハイブリッドモデルとしてKBEAR LARKが登場し適度な高音域と低音域に支えられた聴きやすい中音域。だからと云ってつまらない大人しい音なのかと云えばそれは違いあくまでも適度。この適度だからこその一聴して「あぁ音が良いな」と感じられる音なのだと思います。
一方、KZ社は以前のレビューでも触れた通り中華イヤホンファンには説明不要なトップブランドです。これまでに数多の低価格帯1BA+1DDハイブリッドモデルを発売し、このブログでも紹介させていただきましたが、そのKZ社の代名詞はやはり「高音低音が元気で派手なドンシャリ」と云えます。
ところが昨年のKZは新しく「X」シリーズを展開しており、ZSN pro XやZST Xで新しいKZの音を「らしさ」を残しつつ、これまでとは違うKZを期待させ、それを裏切らないモデルを登場させ、実際に聴き比べればKBEAR LARKとKZ ZSN pro Xは狙う音が異なるのだろうという事を感じられ、同価格帯の他ブランドの低価格中華イヤホン1BA+1DDハイブリッドモデルとしてどちらも頭一つ抜けていると感じます。
その熟成しつつある低価格中華イヤホンの代名詞でもある1BA+1DDハイブリッドに代わるモデルとしてKZ社は新たに3DDモデルのDQ6を投入してきた訳です。
KZ DQ6は昨年末に発売され、片側に三つのダイナミックドライバを搭載しています。従来の1BA+1DDモデルでは高音域をバランスドアーマチュア(BA)ドライバ1基がそれを担いましたが、DQ6では小径のダイナミックドライバ(DD)2基がそれを担っています。音を繊細に高い解像感を表現するのにBAは最適ではありますが、中華イヤホンの低価格帯で採用されているBAの質は残念ながら高いとは言えず、音に粗さがあり解像感を重視した結果、シャープさはあるが故に尖りも兼ね備えています。もちろんドライバの質だけでなくチューニングも重要です。そのチューニング技術も数年前に比べればかなり良くなってきており、実際ZSN pro XやLARKは国内有名メーカーのU5K中価格帯とも良い勝負をすると思います。
ですが、初期ZSTの頃は1,000円ちょっとという圧倒的コスパによる人気から分かるように現在は2,000~3,000円と国内メーカーのエントリーモデルと同等となってきていて今でも十分にコスパは良いのですが、その新製品発売インターバルからは少々食傷気味。
中華イヤホンも新たなステージに突入していくのかもしれません。
そのKZが新たな刺客として3DDモデルのDQ6を発売したとなれば、やはり中華イヤホンファンの一人として試してみたくなるのは性というものでしょうか。
そんな次世代の行き先を占う新作として登場したDQ6を中華イヤホン低価格1BA+1DDハイブリッドモデル、KBEAR LARKやKZ ZSN pro Xとの違いを交えながらレビューを纏めていきたいと思います。
KZ DQ6のスペックですが先述の通り中華イヤホンの低価格帯で多く採用されている高音域用のバランスドアーマチュアドライバ(BA)を1基と中・低音域用のダイナミックドライバ(DD)を1基搭載した片側デュアルドライバ構成のハイブリッドモデルとは異なり、三つのダイナミックドライバを搭載しています。小径ダイナミックドライバ(DD)2基が高音域を。大径ダイナミックドライバ(DD)1基が中・低音域を担当しています。
大小二種のダイナミックドライバには中・低音域用が直径10mmの二重磁気ドライバを採用。高音域用に直径6mmのダイナミックドライバを2基並列配置し10mmDDに並列搭載しています。
イヤホン本体はシェル本体が樹脂製。フェイスプレートとステムノズルが金属製とポピュラーな仕様。ZSN pro XやLARKと同様にシェル素材のハイブリッド構成という低価格帯のスタンダードです。
以前ステムノズルの素材が金属製と樹脂製との違いによって音質傾向への影響をこれまでレビューした経験から、それが高音域に現れると感じていますが、多くの低価格1BA+1DDハイブリッドイヤホンでは高音域を担当するBAドライバがステムノズルの中に配置されており、音道管を使用していない為、高音域の伸びや響きに影響があると経験則で捉えています。
とはいえ最も大切なのはこれまでレビューした低価格中華1BA+1DDイヤホン同様に各ドライバが担当する音域が重なるクロスオーバーチューニングが重要となります。このチューニング次第で「当り」か「外れ」という評価に繋がってくると云えますね。
KZ DQ6の納期として今回AliExpressで購入し中国本土からの発送という事もあり、国内amazonのようにはいきません。今回もオーダーから2週間弱で届きました。昨今、感染症の影響で中国からの輸送は平時の様にはいきませんが、それも徐々に回復傾向であり最近はシンガポール経由ではなく台湾経由等で動き始めていますので、物流の安定化までもう少しというところですね。尤も平時であればAliExpressならば早くて約1週間。通常10日から2週間。遅いと3週間から1か月。万が一の不良の際には返品交換に結構な手間と時間がかかります。
そんな訳で一般的にAliExpressでの購入は国内で購入した場合より安いが届くのに少し日数が掛かることと、心配なのが「届かない、不良品だった、頼んだものと違うものが届いた」というような今や国内ネットショッピング大手ではあり得ないことが稀(?)に起こるデメリット(リスク)です。それでも国内で発売前の商品を入手できたり国内より安く入手できるメリットを比較した場合に止められない魅力があり、みぃねこは活用しています。なおこのリスクに不安がある方には全くお勧めできませんので国内amazon等での購入及び取り扱いを待って購入をお勧めします。
2. KZ DQ6実機レビュー
それでは、早速KZ DQ6の実機レビューを以下、まとめていきます。
パッケージングはいつものKZのシンプルなデザインの小箱、スリーブタイプの化粧箱です。
箱の表にはイヤホンイラストが。裏にはスペックが記載されています。
スリーブを外すと白地の内装の台座にイヤホンが収納され、台座を取り外すと箱の底に付属品が収納されています。
付属品はシリコンイヤーピースが白色タイプのS、M、Lの3種が計1セットと、白色タイプの形状違いシリコンイヤピMサイズが本体取付け済み。他にはケーブルです。U3K、実売3,000円以下の低価格帯としては一般的な付属品となります。
次にビルドクオリティですが、中華イヤホンで心配されるような雑なところはなく、近年のレベルアップを感じられ、KZ ZSN pro X同様に綺麗に仕上がっています。カラーバリエーションはシルバーとブラックとガンメタがあり、今回はシルバーを選択しています。
付属ケーブルはKZの従来の4芯銅線からアップグレードケーブル相当の銀(白)色の編込みタイプ、4芯銀メッキ銅線の線材が採用されています。プレイヤー側コネクタはL字タイプで、イヤホン側はKZ-Cタイプ、2ピン仕様、KZ極性(上がプラス)です。この付属ケーブルは耳への装着性や使用感は悪くなくシュア掛け用にチューブで癖付けされています。全体的に絡まりにくくしなやかなものとなり低価格帯に付属するケーブルの中でも質感が高くそのまま使用できますし銀(白)色ケーブルはやや派手なところもあり、シェルの無色透明やフェイスプレートの銀色と相まって普段使いでは少々目立つかもしれませんね。個人的には問題ないですけど。
参考までにこのシュア掛け用のチューブでの癖付けがどうしても耳に合わない場合には、みぃねこはこのチューブをライターで焙り(チューブに火を直接当てる=炙る。誤解しないように!)、自分の耳に合うように癖付けを手直しています。これによって良い塩梅に調整し装着感を改善することができますので自己責任となりますが、興味のある方はお試しくださいね。
※画像左からKZ ZSN pro X、KZ DQ6、KBEAR LARK
DQ6とLARKとZSN pro Xの外観の比較として、サイズ感はDQ6がやや大きく感じますが体積ではほぼ同じ印象。シェルの造形はカスタムIEM風のDQ6の幅が無く厚みがあるシェルと比較しオーソドックスなLARKとZSN pro Xが横に大きく薄くなります。
DQ6とLARKとZSN Pro Xはステムノズルとフェイスプレートが金属製でフェイスプレートのデザインは異なりDQ6が一番シンプル。こうなるとLARKやZSN pro Xのフェイスプレートが派手に見えてしまう不思議な感覚。重量は意外にDQ6がある印象ですが、その造形から耳への装着時には殆ど気にならないレベルの差でしかなく、3機種共に耳への装着感は悪くありません。ステムノズルの太さはDQ6が細く、LARKやZSN pro Xの2機種はやや太め、角度はDQ6が一番起きていますが、耳への装着時には3機種共に装着感は良好です。
また、ステムノズルは全て金属製、もちろん全てにメッシュフィルターがあり異物混入による故障を防げますので安心ですね。
そして、シェル本体の形状は3機種共にシュア掛け前提となりますので、シュア掛けが苦手な方は注意が必要です。
なお、先述の通りDQ6はステムノズルは比較的細めです。太いステムノズルは装着感に影響があり、圧迫感を感じやすいですが、DQ6ではイヤーピースの大きさでシンプルに調節可能です。付属の白色ノーマル(以下画像左)、白色かまぼこ(以下画像右)イヤーピース共にMサイズを耳奥に栓をするように装着する形が良さそうです。
この付属イヤーピースは軸が短く耳の奥にぴったりと押し込む形が想定されているようです。
音質的にはどちらも大きく変化はしないため、あくまでも耳への装着感がどうかというフィッティングで選択されると良いと思います。
残念ながらこの付属イヤーピースは私には上手く合わず、どうしても途中で抜けてしまう為に同じ中華イヤホンで付属していた白いノーマル形状のシリコンタイプのイヤーピースMサイズに交換し耳の奥に栓をするように装着しています。
低価格帯ではいつも付属イヤーピースでは装着感と音質的に実力を発揮できないと感じますが、今回は同じ中華イヤホン付属のイヤピ白色で十分と感じられそれを使用しています。まあ、この辺りは個人差があるかもしれませんね。
このことからも低~中価格の中華イヤホンでは付属のイヤピでは装着感は基より音質面でも本来の実力を発揮できない場合がありますので、個人的な意見となりますが装着感を優先し音質の傾向を変えないタイプへ交換する事をお勧めします。(この辺りは個人差やステムの太さや角度等も関係していると思いますのであくまでも参考程度にお願いします)
3. KZ DQ6音質レビュー
それではいよいよ音質についてまとめていきます。
今回の再生環境はSHANLING Q1、直挿しアンバランス接続です。
これまで同様に低価格帯はShanling Q1をメインに基準としてレビューを行っていきますので、ご容赦ください。
従来のShanling M0とQ1はDACやアンプ等の主要のスペックには変わりがありませんが、聴き比べるとQ1はM0よりも低音が豊かに感じます。どちらもバッテリー駆動なのでM0よりもQ1の方が容量が増え電源供給に余裕があるからなのかもしれませんね。
低価格帯のイヤホンの場合でそれらの違いが気になる方は以前の「Shanling M0とiPhone 6sをDAPとして比較」をご覧ください。
※FiiO M5とShanling M0の比較もよろしければご参考ください。
それでは実際に聴いてみます。
ソースは宇多田ヒカル/First Love、平井堅/瞳を閉じて、倖田來未/Moon Crying。高音低音域の確認用に松岡充/SURPRISE-DRIVEです。
先述の通りイヤピは何かの中華イヤホン付属白色Mサイズ、付属銀メッキ銅線ケーブルです。
箱出しで聴いてみた第一印象は「KZらしさを感じる音。豊かな低音とシャッキリとした高音域のドンシャリバランスですが、ボーカルも聴きやすい音。」でした。
箱だしではやや低音に膨らみを感じたので先に鳴らし込み。鳴らし込み後は低音が締まり落ち着きました。
音場は広くも狭くもない普通。曲によってやや広く感じます。
高音は煌びやかさがあり華やかさがあるが、刺さりは抑えられています。
低音は適度な量感があり芯が感じられ締りとキレがある。ベースラインは追いやすい。
重低音は沈み込みはそれほど深さを感じないが強さはある。
中音は適度な華やかさは元気で派手さがあり、曲によっては多少のゴチャつきを感じます。ボーカルはクリアで自然な位置から聴かせてくれ、曲によってやや近く感じ聴きやすい。
一言で云えば中低音寄りのドンシャリ。
高音は低音域に埋もれない存在感のある煌びやかさと華やかさがありますが、超高音までの伸びは感じないものの不快に感じる尖りはありません。これはKZを始めとする低価格帯1BA+1DDハイブリッドモデルと遜色ないものの、それらよりは抑え気味の印象です。
中音はやや凹みを感じ、楽器の音がボーカルの横辺りに位置し華やかに鳴ります。ボーカルはクリアで聴きやすく、高音低音に埋もれません。
全体的にみても中音域は派手さのある音で、音数が多いハードな曲では流石に音の重なりを感じ団子感があります。それでもちゃんとボーカルはしっかり聴くことができる印象です。
ボーカルはバラード等ではやや近く感じ、アップテンポの曲ではややドライ気味ですが楽しく聴けます。そのためしっとりとした雰囲気を楽しみたい場合に多少相性を感じるかもしれません。
低音は適度な量感があり、決して弱くなくしっかりしておりますが、不足のない十分な量と芯のある音で締りとキレがあり強さがあります。重低音は十分な強さがあるものの深く沈み込む程ではありません。この低音が高音中音を適度な強さで支えることでKZらしさのあるドンシャリバランスの音を聴かせてくれている印象です。
そして、DQ6の特徴としてその音場感があります。
横方向の広さを感じるのにボーカルに対し演奏が同一ラインに居るというか平面的な感覚です。先に触れた通りボーカルの横に位置する感覚と云えば伝わりやすいでしょうか。
これらは以前レビューしたKBEAR LARKやZSN pro Xのドンシャリとは異なる音です。そういう意味ではZSN pro XのようにKZの「らしさ」である高音と低音を疎かにしていない音色から感じられ、従来のトニカク派手なKZらしい音と云えます。一方LARKとは全く異なり、LARKの適度な高音低音域に加え中音域をすっきりクリアに聴かせる音色とは狙う音が異なります。こちらもそういう意味では超高音域と重低音が多少抑え気味になっているのでLARKっぽいとも云えますが中音域のクリア感が異なりますので、うーん。
いずれにせよDQ6の音質傾向はちょっと前の低価格帯のポピュラーなドンシャリと言う印象です。
※以前のKZ ZSN pro Xのレビューもご参考ください
※以前のKBEAR LARKのレビューもご参考ください
LARKは中高音寄りのバランスです。DQ6の方が低音域の量感や響きの良さがあります。そのため、こちらの方が好きという方もおりますので一概にどちらが良い音とは云えませんし、尤もLARKは中音域を疎かにしていないKBEARの音。
そしてKZ ZSN pro Xは全体のバランスが良く何でも対応できる優等生。従来のKZの強ドンシャリとは異なる中音域を疎かにしない聴きやすいドンシャリ。
DQ6の音づくりは従来の1BA+1DDハイブリッド機KZ ZSN pro XやKBEAR LARKで完成されつつある音から原点に立ち返りKZがKZらしさを捨てない意思表示なのかもしれませんね。
まとめるとDQ6は高音域は煌びやかさ華やかさは存在感を示し、低音域は重低音は適度でも強さと締まり、キレのある存在感は心地良く、けして出しゃばらない。中音域は音の華やかさとボーカルの聴きやすさを感じられるKZらしさを感じられる音質傾向は低価格中華イヤホンが1BA+1DDハイブリッドモデルで飽和する状態を打破すべく、KZの意欲作と云えそうです。
尤もリスニング用途としての聴いていて楽しいドンシャリバランスは中華イヤホンには高音域のシャリつく刺激的な強さや低音のドンの量が多い強ドンシャリを求める演奏メインで聴きたい方には、少しもの足りないと感じられ評価が分かれてしまうかもしれません。
高音 ZSN Pro X ≧ DQ6 ≧ LARK
中音 LARK ≧ ZSN Pro X ≧ DQ6
低音 ZSN pro X ≧ DQ6 ≧ LARK
ボーカル LARK ≧ DQ6 ≧ ZSN pro X
3.1. DAPとの相性
折角なので3DDモデルの性能をもっと引き出せるのかDAPを中価格帯レビューで使用するZX507に変更してみました。
特に確証があった訳ではありませんが、これは良い方に変化がありました。
先ず、音場。
やや違和感を感じた平面的な音場が立体的な印象に変化します。具体的にはボーカルがやや前に位置するのは変わらずに、高音や中音の演奏音がその周りやや後ろに位置します。
次に、音質傾向。
高音と中音の派手な音から、ボーカルを邪魔せずにそれを引き立てて、ボーカルに対し相対的に控えめに感じられ、そのボーカルはクリアで雰囲気がでます。
低音に厚みも出ることでかなり雰囲気良く聴くことができ、Shanling Q1で受けた印象とは異なり、素直に良い音に感じます。
次にDAPをQ1と同じShanling M6proに変更。
いやもう十分です。音良いです。3,000円でこの音なら何の文句もございません。
ZX507同様に音場は同傾向に改善され、違和感がなくなりZX507で聴いた時よりもKZらしさが出ると共に解像感が上がります。いやもう参りました。
ずっと低価格帯をQ1で行ってきましたがそれが揺らぐくらいです。「こいつこんな音を鳴らしてくれるのか!?」と、脱帽です。
まとめると、DAPの違いってあるよねっていうのが結論でございます。
4. KZ DQ6の総評
さて、KZ DQ6はKZらしさに原点回帰したイヤホンであり、ドンシャリイヤホンとまとめました。
そしてイヤホン自体は鳴らしやすいものの使用するDAPによってその音に変化があるためにスマホ直挿しでは少々厳しく、スマホならポータブルアンプを。DAPもミドルクラスのパワーのあるモデルを使用することで本来の音を楽しめます。
そういう意味では中華イヤホンを「わかっている」方へお勧めできますが、コスパ重視で購入を検討されている方には注意が必要な商品ですね。
最後に、今回はAliExpressで昨年末に発売された低価格帯の中華イヤホンの紹介となりました。現在(2021年2月27日)はAliExpressやamazonで発売されており、AliExpressで2,000円台の価格で入手可能です。一方amazonではprime扱いの3,000円を僅かに超える価格と、AliExpressの方が安価に入手できますが、その入手性には現在特に難があります。とはいえこれまでの低価格中華イヤホンの中でも安価な実売価格でありながら、その音質を含めクオリティは日々進化を感じられ十分満足できる内容となっておりますので、低価格中華イヤホンの中で間違いのないものの購入を考えていて少しでも気になる方は安心確実なamazonでの取り扱いを待って。少しでも早く入手したい、少しでも安く手に入れたい方はAliExpressでの購入も検討してみてくださいね。
以下、付属ケーブル、中華白イヤピ M使用、DAP Q1
高音★★★★
中音★★★☆
低音★★★★
音場★★★
分離★★★
お勧め度★★★★ (ミドルクラスDAPをお持ちの方★5)
※☆0.5、★1.0
LARK
以下、付属ケーブル、付属白イヤピ M使用、DAP Q1
高音★★★★
中音★★★★
低音★★★★
音場★★★
分離★★★
お勧め度★★★★★ (重低音重視の方★4)
※☆0.5、★1.0
ZSN pro X
以下、付属ケーブル、付属溝無黒イヤピ M使用、DAP Q1
高音★★★★
中音★★★★
低音★★★★
音場★★★
分離★★★
お勧め度★★★★★ (ボーカル重視の方★4)
※☆0.5、★1.0
あとがきとして、今回はいつもの低価格中華1BA+1DDハイブリッドイヤホンではなく同じ低価格帯としては異端児とも云える3DDモデルの新商品のレビューをまとめました。日々進化を見せる中華イヤホンにはこれからも非常に楽しみですが、今後も低価格?を中心に、複数BA及び多ドラハイブリッド中価格中華イヤホンにも挑戦していきたいと考えています。
また、気になる商品や1BA+1DDイヤホンの新商品が出れば追加でチェックしていきますのでよろしくお願いいたします。
沼にハマった者の戯言に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
みぃねこ
※2021/03/06 誤記修正