前回に続き中華イヤホンのレビューになります。
次回予告とは異なりますが、先にこちらを公開する必要があると考えたからです。
実は前回のRevoNext RX8と一緒にamazonのWTSUN Audio(Easy earphones)から購入していました。同じ1BA+1DDイヤホンということ。同じような価格帯3,000以下ということで、比較対象に丁度良いことで、皆さんの購入検討の候補として挙がるのではと考えていたからです。
みぃねこは最近中華イヤホンにハマ(沼)ったお陰で、手持ちに1BA+1DDイヤホンが他にもあり、いずれ全てレビューを書きたいと思っています。
ちなみに手持ちは以下の通りですが、リクエストがありましたら、レビューの順番に影響を与えるかもしれませんw
KZ ZST Pro
KZ ZSA
KZ ES4
magaosi BK50
SoundPEATS B90
さて、また前置きが長くなりましたがレビューをまとめていきます。
パッケージングは他のKZと同様に白箱です。付属品もイヤーピースS、M、Lの3種と従来のKZのゴムゴムではないより線の黒ケーブル。イヤーピースはいつものように固いシリコン?タイプで長時間の使用には適さないと思いますので交換前提です。ケーブルはKZ ES4等から添付される茶色ではなく、新色?の黒い編み込み線で、茶色ケーブル同様に絡まりにくくタッチノイズはほとんどなくこのままでも使用できそうです。
肝心の音質ですが、RevoNext RX8同様にiPhoneSE直挿し、ソースは宇多田ヒカル/First Love、平井堅/瞳をとじて、倖田來未/Moon Cryingです。
箱出しで聴いてみた印象は低音が主張し、高音も負けずに存在感を示しますが、ボーカルは埋もれず、近すぎない位置で良く聴こえます。
スマホ付属のイヤホンとは全くの別物となります。
音場は狭くも広くもなく普通で音の分離感は良好です。ですがこのイヤホンはやはりKZらしく低音と高音をはっきり主張させている「らしい」所謂ドンシャリイヤホンと感じます。
このイヤホンでノリの良い曲を聴くととても元気が出るような気がしてなりません。
そういった曲を好んで聴く方にはとても相性の良いイヤホンといえると思います。
ただし、ボーカルに関しては少し難点があり、低音域の影響と思いますが、少し声質が変わるところが気になっています。みぃねこがボーカルを中心に聴きたいタイプなので、低音のベースラインに引きずられているように感じるところがあります。
とはいえ、この価格帯のイヤホンとして非常に高評価を得られる部分は先述の通りで、このあたりは個人の嗜好の問題と云えそうです。
さて、箱出しインプレッションの後、エージングとして鳴らし込みを実施し、再度聴きこんでみました。
結果、低音はより深く響きがあり、高音はキラキラ感が増し、ボーカルが少し近く感じられるようになりました。
ただし、ボーカルのちょっと低音に影響を受けるような感じは変わらず、このあたりは今後聴き込んでいくことで同時にエージングが更に進み、変化があればよいなと考えています。
結論としては個人的に満足できるドンシャリイヤホンであり、その日の気分によって使い分けを楽しめるため、個人的に満足しています。
高音★★★★
中音★★★(ただしボーカル★2)
低音★★★★
音場★★★
分離★★★
お勧め度★★★(ドンシャリ好きの方★4)
さて、KZ ZS4はamazonで3,000円以下で買えるイヤホンとして嗜好の差があると纏めましたが、みぃねこは今後このイヤホンをこのクラスのドンシャリイヤホンの上位として位置づけしていくことになりそうです。
次回は手持ち1BA+1DDイヤホンの第3弾をまとめてみたいと思います。
みぃねこ
KZ ZST ハイブリッドドライバイヤホン 1BA+1DD 高性能インイヤーイヤホン (no microphone)
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