みぃねこの備忘録

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Technics EAH-AZ60レビュー

こんにちは。

今回はいつもの中華イヤホンではなく、日本の老舗ブランドTechnicsの左右独立型完全ワイヤレス(Ture Wireless Stereo。以下TWS)イヤホン、EAH-AZ60のレビューをまとめたいと思います。

国内メーカーの商品なので国内大手イヤホン専門店や家電量販店の各店頭及び、WEBサイト並びにamazon等のECサイトでも購入可能です。

 

 

www.e-earphone.jp

 

以下、メーカーHP

jp.technics.com

 

 

 

 

1. Technics EAH-AZ60について 

1.1. Technicsとは

Technicsはパナソニック(旧・松下電器産業)の高級音響機器向けブランドです。パナソニックは業務用電気産業機器や白物家電の国内老舗有名メーカーであり、テレビや冷蔵庫、洗濯機などの生活するうえで誰もが触ったことがある家電を製造販売しています。

そのTechnicsから昨年10月に左右独立型完全ワイヤレス(以下TWS)イヤホンの新型として発売されました。TechnicsブランドではこれまでEAH-AZ70が同社のTWSイヤホン旗艦モデルという位置づけでしたが、EAH-AZ60の登場により事実上の旗艦モデル交代となりました。ラインナップとしてはEAH-AZ60が発売されましたが、EAH-AZ70も直販ストアでは併売されておりますので、すぐに廃盤と云う訳ではなさそうです。とはいえ昨今の世界的な電子部品不足の状況では止む無く生産終了、在庫限りとなっても不思議ではありません。兎に角現在は電子機器のモノづくりを生業にするメーカーは苦境で、あと数年は続く事を想定し各社対応に追われています。特に趣味の世界で使用する様な電子機器は初期生産分の後、次ロット生産の数か月先、または目途が立たない、若しくは初期販売の動向により早々に生産終了とするメーカーもあり、数年前と違い今は欲しいものは新発売と同時に購入することが大切と云われています。

さて、Technics EAH-AZ60は先代のEAH-AZ70から大きく進化しています。ケースやイヤホン本体を一見して大きな変化を感じませんが、中身が大きく進化しています。先ず無線接続コーデックに「LDAC」を採用し無線でもハイレゾ相当でお気に入りのハイレゾ楽曲を楽しむことができるようになりました。次に複数の機器との接続を自動的に切替え使用できる「マルチポイント」接続が可能となり、スマホとPCの接続を手動で切り替える必要はありません。更に使用時間が長くなりイヤホン単体で7時間、ケースで充電しながらを含めると最大24時間となりました。1日持ちますのでもうほぼ十分と云えます。ケースを満充電にしておけば1日24時間、外出先でケースの充電をする必要はありません。外出先で電源を探したり、モバイルバッテリーを持ち歩く必要はありません。最後にイヤホン本体がコンパクトになり装着感が向上しています。これはイヤホンと云う商品にとってとても大切な進化です。どんなに機能が高く、音質が良くても装着感が悪いと折角購入したけど次第に使わなくなるなんてこともなくなりますし。

 

TechnicsではTWSイヤホンのラインナップに旗艦モデルのEAH-AZ60と同時に下位モデルのEAH-AZ40を新発売しており、こちらはEAH-AZ60に対し無線接続コーデックが従来のEAH-AZ70同様にSBCとAACのみ。加えてアクティブノイズキャンセリング(以下ANC)機能は無く、アンビエント機能(外音取込機能。他メーカーで云う「ヒアスルー」)のみとなります。肝心の音質に拘る性能は搭載するドライバは異なりますが上位モデルに迫る音質と謳われています。実際、一般ユーザーには必要十分の機能、性能と云えます。その分、販売価格がEAH-AZ60の約28,000円に対し、約15,000円と半額。一般ユーザーのボリュームゾーンを抑える販売戦略はモデルの差別化により、コアユーザーは機能満載で音にも拘ったEAH-AZ60を。一般ユーザーにはTWSに求められる機能と音質も十分のお求めやすいEAH-AZ40という棲み分けは大手ならではの綿密なマーケティングの結果と云えますね。

 

1.2. Technics EAH-AZ60の特徴

Technics EAH-AZ60は同社ハイクラスモデルの新型として「テクニクスの音響技術によるリアルな高音質と、クリアな通話音質を実現した完全ワイヤレスイヤホン」とメーカーが謳っています。

それではその特徴を以下まとめてみます。

 

独自の音響構造により臨場感溢れるリアルな高音質を実現

  • 自然な高音質を実現する独自の音響構造となる「アコースティックコントロールチャンバー」「ハーモナイザー」を採用
  • 直径8mmのダイナミック型ドライバー搭載
  • ワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめるLDAC対応

 

自分の声だけをクリアに相手に届ける独自の通話音声処理技術「JustMyVoice」テクノロジー搭載

  • 「JustMyVoice」テクノロジー搭載
  • 進化したビームフォーミング技術
  • 発話者の声だけを高精度に検出する音声解析
  • 風切り音対策

 

業界最高クラスのノイズキャンセリング性能

  - トランスペアレントモード

  - アテンションモード

 

Bluetoothの「マルチポイント」、「マルチペアリング」機能に対応

  • マルチポイント(2つの機器との接続を自動切換え)
  • マルチペアリング(登録機器最大10台)

 

装着感にもこだわった高品位なデザイン

  • 7つのサイズから選べるイヤーピースを付属
  • 外れにくく、疲れにくい装着性を実現
  • 質感の高いデザイン

 

デザインを一新し使いやすさを高めたアプリ「Technics Audio Connect」

  • 使いたい機能がすぐに選べる新デザイン
  • お好みに合わせて音質やタッチセンサーのカスタマイズが可能
  • 「ヘッドホンを探す」機能
  • 「JustMyVoice」テクノロジーの通話音声をアプリを使って事前に確認

 

その他の特長

  • 音声アシスタント(Amazon Alexa)に対応
  • ペアリング操作が手軽に行える「Google Fast Pair」対応
  • 「タッチセンサーアンテナ」や左右独立受信方式の採用
  • 突然の雨でも使用できる防滴仕様(IPX4相当)
  • イヤホン本体のタッチ操作でマイクの「ミュート」が可能

 

(以上、メーカーHP抜粋)

 

TechnicsのTWSイヤホンの商品性を高める機能が満載で、音への拘りを感じられる。そんなEAH-AZ60は先代のEAH-AZ70からはモデルナンバーが小さく成りますが、新たな旗艦モデルと云えます。

個人的にはEAH-AZ60の商品性の高さとして、先述の無線コーデックに「LDAC」の採用を挙げます。今やTWSの音質を左右する機能として無視できない「無線コーデック」にSonyが開発したLDACを採用してでも音に拘ったメーカーの強い意志を感じます。簡単に云えば「LDAC」は「SBC」などの一般的な無線コーデックの約3倍もの情報量を持ち、最大24bit/96kHzのハイレゾ音質の楽曲データをほぼハイレゾ相当で伝送が可能となります。Sonyの開発した無線コーデック「LDAC」はこれまで主流だった「aptX」や「AAC」「SBC」よりも伝送量が多く、その結果、従来よりも高音質で音楽を聴く事ができます。

少し技術的な話をすれば、「LDAC」は最大24bit/96kHz、最大990kbpsに対応しています。それに対し、SBCでは最大16bit/48kHz、最大328kbpsと伝送量が劣ります。そのため、AAC-LC(320kbps)のような圧縮された楽曲データを聴く場合には折角のLDACの優位性は感じられませんが、ロスレス楽曲(16bit/44.1kHz、1,000kbps)やハイレゾ楽曲(24bit/96kHz、4,000kbps)ではほぼ有線イヤホンで聴いているような音質を感じられます。

 

つまり、EAH-AZ60は、たとえTWSイヤホンであってもTechnicsブランドの名に恥じない同社のTWS旗艦モデルとして、無線接続でも高音質で音楽を楽しめるように音響技術を惜しみなく投入し、且つ無線コーデックにLDACに対応させることで無線接続でもハイレゾ音源をハイレゾ相当で楽しめます。更にTWSに求められるガジェット機能としてマルチポイントやANCを搭載した商品性の高いワイヤレスイヤホンと云えます。

 

1.3. Technics EAH-AZ60のスペック

次にEAH-AZ60のスペックを詳しく見ていきます。

 

■主要スペック(Technics商品ページ抜粋)

  EAH-AZ60 国内S社
ドライバ

8mm

バイオセルロースドライバ

6mm

ダイナミックドライバ

高音質化技術 - DSEE Extreme
Bluetoothバージョン 5.2 Class 1 5.2 Class 1
コーデック

SBC、AAC、LDAC

SBC、AAC、LDAC
ノイズキャンセル 〇ANC / 〇ヒアスルー 〇ANC / 〇ヒアスルー
マルチポイント -
360 Reality Audio -
アプリ対応
連続再生時間 イヤホン:
最大7時間(NCオン) / 最大7.5時間(NCオフ)
充電ケース:
最大24時間(NCオン) / 最大25時間(NCオフ)
イヤホン:
最大8時間(NCオン) / 最大12時間(NCオフ)
充電ケース:
最大24時間(NCオン) / 最大36時間(NCオフ)
防水 イヤホン本体:IPX4 イヤホン本体:IPX4
満充電時間

イヤホン:約2.0時間
ケース:約2.5時間

イヤホン&ケース:約3.5時間

イヤホン:1.5時間
ケース:約3時間

 

充電時間 15分充電で70分使用可能 5分充電で60分使用可能
イヤホン重量 イヤホン:7.0g
ケース:45g
イヤホン:7.3g
ケース:41g

 

参考に国内メーカーS社の昨年発売されたLDAC対応TWSイヤホンのスペックを併記してみました。

二つの機種はスペック上、無線コーデックが同じLDAC。搭載するドライバサイズ等は異なり、最も異なるのは「マルチポイント」の有無。それ以外は非常に似ています。これはTWSに求められる音質以外の機能性、所謂ガジェット性能という有線イヤホンとは違う市場のニーズを意識して対応していると云えます。

販売価格ではEAH-AZ60の28,000円(公式ストア)に対し、国内S社は33,000円(公式ストア)と安価になります。実売価格でもEAH-AZ60の27,000円に対し、国内S社は26,000円となり、発売開始時期が半年早いためにEAH-AZ60を僅かに下回ります。

この価格帯は各社のTWSイクラスモデルの競合が激しく、それらは「高音質」に加え、ガジェット機能を有する商品性の高い機種に人気が集まっています。

EAH-AZ60はそれらの中でも「商品性」が高く、肝心の「音質」にも拘ったモデルと謳った商品であり、アプリ連携を含めガジェット性能は国内S社と互角と云えます。違いはマルチポイントに対応。360 Reality AudioやDSEE Extreme(圧縮音源のアップスケーリング技術)は非対応です。

そして、TWSイヤホンは無線接続の安定性が重要です。EAH-AZ60はBluetoothバージョン5.2 Class1を採用し省電力と接続安定性が高くなります。androidスマホのLDAC音質優先(990kbps)で接続した場合、リビングにスマホを置きその部屋(LDK)の中でイヤホンを装着したまま動き回っても接続は安定していましたが、壁を隔てた部屋間の移動では途切れることがありました。その為ベストエフォート接続(330-990kbps間で自動調整)に切り替えたところ、ほぼ途切れなくなりました。また、屋外での使用では流石に初めからベストエフォート接続に設定。大きなハブ駅構内等では偶に途切れることがありましたが、安定しており実用十分の通信品質と云えます。しかし、同じ条件で国内S社のLDAC接続可能のTWSでは音質優先部屋間の移動でも問題は無かったので相性があるのかもしれません。

次に使用可能時間です。連続再生時間はANCオン/オフや接続コーデックにより変化します。そのため公称よりはやや短めとなりますが、出かける前にフル充電しておけば平日の通勤のお供に問題はありませんし、最新のTWSとして十分な使用時間となります。尤もこれは使用環境、条件により変わりますので参考程度にお願いします。

最後に待機時間や充電時間です。実際に約一ヵ月使ってみた印象として充電時間はほぼスペック通りと感じましたが、私の環境では音楽再生が僅かに短く感じ、ほぼスペック通りでした。とは云え、家で動画を観たり通勤往復でも十分ですし、会社についたら充電してしまえば不都合を感じる事はないと思います。これは他のメーカーでも云えることですが、実際のメーカー公称時間とユーザーの実行時間として問題なく、十分満足できると云えます。

 

Sony Xperia 5 IIの設定>音設定メニュー画面

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EAH-AZ60に限った話ではありませんが、初めて接続したTWSの音量が大きすぎる場合があります。その場合ですが、androidの設定>音設定メニュー、メディアの音量を調整し本体の音量調節ボリューム調整で予め下げておくことをお勧めします。また、通常Bluetooth接続機器とスマホ本体の音量調整は連動しており機種によっては1メモリの調整幅で大きくなり過ぎたり、小さくなり過ぎたりと音量調整で困ることがあります。これに対応できるのが前述の「(Bluetoothマーク)メディア」の音量調整です。ポイントはスマホ本体のボタンではなく「メディアの音量」バーを「スワイプ」で調整し好みの音量に微調整し、それ以降はイヤホン本体で音量調整をします。

 

EAH-AZ60の充電は付属のケーブルをケースのUSB タイプC端子を接続し市販のUSB-A充電器で行います。

イヤホン本体の充電残量の確認はケース本体のLEDの点灯により確認できますが、より分かり易いのはスマホ本体での確認です。

以下、androidスマホの場合です。

 

Sony Xperia 5 IIの設定>機器接続メニュー画面

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androidスマホではBluetoothメニューの接続デバイス一覧に現在接続している機器が表示されますが、その中でバッテリー残量の確認ができます。

 

ケースの充電残量はケース正面のLEDにより充電ステータスで分かります。

ケースの蓋を開けた時、LEDが残量に応じて点灯します。

  • 残量少ない・・・LEDが赤色点灯
  • 残量中程度・・・LEDが黄色点灯
  • 残量十分・・・LEDが緑色点灯

 

次にケースの充電中はケース正面のLEDにより充電ステータスが分かります。

充電中はLEDが残量に応じて点灯します。

  • 残量少ない・・・LEDが赤色点灯
  • 残量中程度・・・LEDが黄色点灯
  • 残量十分・・・LEDが緑色点灯
  • 満充電・・・LED消灯

 

イヤホンの充電中はイヤホンのLEDにより充電ステータスが分かります。

充電中はケースの蓋を開けた時、LEDが充電ステータスに応じて4秒間点滅します。

  • 充電中・・・LEDが水色点滅
  • 満充電・・・LED消灯

 

購入後、最初に満充電にします。充電が完了したらいよいよandroidスマホとのペアリングです。基本的に取説通りで問題なくペアリングを行えます。

ここではandroidスマホを例にペアリング方法を説明します。

 

1.4. androidスマホとLDACでのペアリング方法

Xperia 5 II、android 11で検証済

基本的に難しいことはありません。以下の手順でペアリングを行います。

  • 最初にandroid OSの開発者向けオプションを有効にする。
  • androidスマホBluetoothを有効にする。
  • 充電ケースからEAH-AZ60、イヤホン左右をケースから取り出す。
  • androidスマホの設定>機器接続>新しい機器とペア設定するメニューを選択すると接続機器のリストに「EAH-AZ60」が表示されますのでそれを選択するとペア設定完了です。
  • 2回目以降は自動的に接続します。自動的に接続しない場合は以前接続した機器リストに「EAH-AZ60」が表示されていますのでそれを選択する。
  • メディアデバイスが「EAH-AZ60」を表示していれば接続完了です。

androidスマホの画面右上のBluetoothマークの両サイドに小さな点が付けば完了。

※必要に応じ最初に開発者向けオプションでBluetoothオーディオコーデック、LDACを選択後、接続品質を選択してください。Xperia 5 IIの場合、自動で選択されます。

 

※LDACでペアリング成功した確認

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※開発者向けオプションのBluetoothオーディオコーデックがLDACになっていることを確認

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基本的に一度ペアリングすると接続機器リストに表示されますので次回以降はEAH-AZ60をケースから取り出す(電源を入れる)と自動的に接続します。

自動的に接続できない場合は前述の以前接続した機器リストから選択してください。

上手くいかない場合、一度androidスマホからEAH-AZ60の接続の登録を削除して最初から実施しなおしてみてください。

 

次にアプリとの連携です。

ここでもandroidスマホを例に操作方法を説明します。

 

1.5. Technics Audio Connectアプリとの連携

Google play Storeから「Technics Audio Connect」アプリをスマホにダウンロードしインストールします。

次にEAH-AZ60をスマホと接続後、アプリを起動しアプリのメッセージに従い設定すれば完了です。

 

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※アプリのホームタブ画面

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※ANCやアンビエントの切り替えや効き具合を調整できます。
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サウンドをプリセットされたイコライジングで音の変化を楽しめます
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※設定タブのメニュー
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※下にスクロールすると操作系のカスタマイズメニューがあります
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アプリの出来は良く、直感的に選択できます。音楽再生や機能のON/OFFはイヤホン本体で操作できますので不便はありませんが、現在の設定内容の確認や接続コーデックを確認できますし、何よりも操作系のカスタマイズが可能となっているのは便利です。

 

1.6. イヤホン本体の操作方法

Xperia 5 IIとペアリング済で検証

  • androidスマホBluetoothを有効にする。
  • EAH-AZ60をケースから取り出し自動的にペアリングモードに移行し接続開始。
  • androidスマホの画面右上にBluetoothマークの左右に点が付けば接続完了。
  • androidスマホでミュージックアプリを起動し聴きたい曲を選択し再生する。
  • イヤホン右側/左側の何方かを1回タッチで再生停止。もう一度1回タッチすれば再生します。基本的に1回タッチ毎に再生/停止を繰り返します。
  • 再生停止中にイヤホン右側を素早く2回タッチすると次の曲へ進みます。
  • 再生停止中にイヤホン右側を素早く3回タッチすると前の曲に戻ります。
  • 再生中にイヤホン右側を素早く2回タッチすると次の曲へ進みます。
  • 再生中にイヤホン右側を素早く3回タッチすると曲の頭に戻ります。
  • 再生中/停止中にイヤホン左側を素早く3回タッチで音量アップ。
  • 再生中/停止中にイヤホン左側を素早く2回タッチで音量ダウン。
  • 着信中にイヤホン左右の何れかを1回タッチで通話開始。
  • 通話中にイヤホン左右の何方かを2秒長タッチすると通話終了。
  • 着信中にイヤホン左右の何方かを2秒長タッチすると着信拒否。
  • 通話中にイヤホン右側を素早く2回タッチすると通話ミュート。ミュート中に素早く2回タッチで解除。
  • 通話中にイヤホン右側を素早く3回タッチすると通話ノイズレベル切替。
  • 再生中/停止中にイヤホン右側を2秒長タッチするとノイズキャンセリングアンビエント(ヒアスルー)切替。
  • 再生中/停止中にイヤホン左側を2秒長タッチするとスマホのアシスタント機能オン。(あらかじめスマホ側でアシスタント機能を有効にしておく必要があります)
  • 使い終わったらケースに戻すとイヤホンの電源がオフになります。
  • androidスマホとの接続が解除される(androidスマホの画面の接続ステータスが消える)。
  • androidスマホBluetoothをオフにする。
 

プレイヤーをandroidスマホとした場合の音楽再生にかかわる主な操作方法を抜粋し検証した方法をまとめてみました。基本的に他のandroid搭載DAPでも操作方法は同じです。(接続する機種によって一部機能が対応していない場合があります)

最近のTWSは音楽再生等の機能操作を全てコントロールできますし、ハイクラTWSでは当たり前の機能です。数年前までのTWSでは音量調整ができない、曲送り、曲戻しができない等の操作機能制限があったり、タッチ操作の感度(反応)が悪いなんて機種もありましたが、EAH-AZ60はその点に不満はありません。

タッチ感度は良く反応も良好なので初めてTWSを使う方にも安心です。注意点としては各社のTWSの操作方法が異なり統一されていないので、他にも所有している場合にEAH-AZ60はイヤホン左右に割り当てられた機能、タッチ回数が比較的分かり易くなっていますが、スマホに取説の操作方法を画像で持っておくか、Web取説をブックマークにしておくことをお勧めします。

なお、国内S社のTWS同様にEAH-AZ60もアプリで操作方法を確認できますし、左右の操作方法をカスタマイズできます。加えてANCの効きも調整できる等、ガジェット性能としても優秀、流石ハイクラスです。

 

まとめるとEAH-AZ60の接続は簡単でスムース。イヤホン本体ですべての音楽再生機能操作も行えアプリも実用的です。そして、何よりも音が良い。正直ハイクラスの中でも頭一つ抜き出ているレベルです。確かに外音をシャットダウンするANCでは国内S社TWSに一歩譲りますが、外音を取り込めるヒアスルー機能は優秀。寧ろ国内S社TWSには無いマルチポイント接続があります。個人的には音も好みなのでハイクラスの普段使いのTWSとして気に入っています。他社のハイクラスはガジェット性能を売りにしているものの「そうじゃない感」の商品が多く、商品としてのユーザーへの訴求力は使ってみて判る部分であり他社をリードしているのかもしれません。

 

最後にイヤホンのリセット方法も説明しておきます。

何故にリセット?と思われるかもしれませんが、実はよく検索されている「ワード」だったりします。

 

1.7. イヤホンのリセット方法

  1. ケースに左と右のイヤホンを収納し満充電にします。
  2. ケースから右側イヤホンを取り出します。
  3. イヤホンLED(青)が点灯(5秒)している間にイヤホン右側のタッチセンサーを7秒タッチしたままにする。
  4. イヤホンLEDが青赤交互点滅しますので、イヤホン右側のタッチセンサーから指を離します
  5. イヤホン右側のタッチセンサーを10秒タッチしたままにする
  6. イヤホン右側のLEDが青色に高速点滅し電源が切れます。※これでイヤホン右側のリセット完了。
  7. 次にイヤホン左側を同様に手順2-6を実施する。
  8. リセットが完了し出荷時の状態に戻ったイヤホンは記憶されているペアリング情報も削除されています。そのため、スマホ等に残っている登録を削除し、再度ペアリング登録を行います。

 

動作がおかしいなと思ったらスマホから登録を削除してイヤホン本体をリセットを先ずお試しください。

因みに、これは技術者目線の余談です。EAH-AZ60に限りませんが、初期化と同様に大切なのはTWSのバッテリー残量をあらかじめandroidスマホ画面で確認しておくことです。

  • TWSの充電が少なくなった際に直ぐに充電をする。
  • 充電が20%以下にならないように管理する。
  • 過放電は絶対にダメ!

これは過放電はバッテリー劣化を早め寿命を短くしてしまうからです。特にTWSに搭載されるバッテリーは容量が小さく、愛機は長く大切に使いたいものです。

 

 

2. Technics EAH-AZ60の実機について 

それでは、EAH-AZ60の実機レビューを以下、まとめていきます。

 

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化粧箱の表面にはイヤホンイラストが。そしてTechnicsブランドを前面に出したパッケージングです。

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国内メーカーのSDGsを意識したパッケージングに無駄はありません。商品保護を優先しながらも化粧箱の無駄を徹底して排除、両立しています。こういうところは日本の優れた技術の一つです。一方、外側を黒で統一し内箱の中を白箱としたコントラストはシックな外観の化粧箱と相まって一見すると質素に見えますが、安易に緩衝材を樹脂や発泡材に頼らないレベルの高さを感じます。

次にパッケージの中身です。

 

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付属品はイヤーピースがXS1、XS2、S1、S2、M、L、XLの7種1セットでMサイズが本体取付け済み。他にはUSBタイプC-タイプA充電ケーブルです。必要十分の付属品ですね。

注目はXSとSサイズは二種類ありANCの効果に違いがあるようです。

取扱説明書は安心の日本語。個人的に家電さえもWEB取説がスタンダードになっている昨今では漏れなくWEB取説に対応。商品に付属する紙は最低限というところです。

それでは実際にイヤホンを見てみましょう。

先ずはケースから。

 

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ビルドクオリティは安心の国内企業です。カラーバリエーションは黒色と白色の二種類です。

実は付属品のイヤーピースは本体色に合わせて黒には黒イヤピ。白には白イヤピが付属します。黒または白イヤピが欲しい方はPanasonic Storeで購入可能です。

次にイヤホン本体です。

 

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イヤホン本体はTWSとして比較的小柄となります。他社のTWS同様に耳へはイヤーピースで保持するタイプとなりますので、イヤーピース合わせは重要になります。

シェル本体は樹脂製で軽量に仕上げています。ステムノズルにはフィルターがあり異物の混入による故障を防げます。

先代のEAH-AZ70よりもコンパクトになったシェル本体は装着感は良好です。耳への装着は付属品イヤーピース頼りですが、付属の7サイズで上手く合わない事はないと思います。もしも合わない場合は普段使用しているメーカーのものでも問題なくケースに仕舞えると思います。

 

※左からXS2、XS1、S2、S、M、L、XL

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※付属Mサイズ。傘と軸が素材が異なる。イヤピース内部にフィルタがあるタイプ。

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付属イヤーピースは先代のEAH-AZ70に付属するタイプと異なります。EAH-AZ60付属イヤピは傘と軸のが異なっており、専用と考えられます。

付属のイヤピで音質的には問題を感じませんし、寧ろバランスが良いのですが、あくまでも耳への装着感がどうかというフィッティングを重視し他社製も含めて選択した方が良いと思います。

幸いなことに私はこの付属イヤーピースで耳の奥に浅めに栓をするように装着し、上手くフィットできましたが、個人的にイヤホンの見た目にも拘りたいので私はPanasonic StoreでEAH-AZ60用白イヤピMサイズを購入し使用しています。

余談ですが、TWSのみではなく有線イヤホンでもSedna EarFit(shortではない)は軸が長めで傘がやや硬めなこともあり、最近一周回ってなかなかフィットしない場合に重用しています。

この様にイヤホンではイヤピが重要です。上手くフィットできないと装着感は基より音質面でも本来の実力を発揮できない場合がありますので、個人的な意見となりますが装着感を優先し音質の傾向を変えないタイプへ交換する事をお勧めします。(この辺りは個人差やステムの太さや角度等も関係していると思いますのであくまでも参考程度にお願いします)

それではEAH-AZ60と他社製品との比較をしてみます。

先ずはケースから。

 

※上からSony WF-1000XM4、EAH-AZ60

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※左からSony WF-1000XM4、EAH-AZ60

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EAH-AZ60の方が大きく見えるかもしれんせんが、体積はほぼ一緒といった方が正解だと思います。

次にイヤホン本体です。

 

※左からSony WF-1000XM4、EAH-AZ60

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EAH-AZ60の方がコンパクトですが、WF-1000XM4も最近のTWSと比較しても十分コンパクトです。

二機種の重量はほぼ変わらないですが、EAH-AZ60が僅かに軽量です。ただし耳への装着時にはその重さの差を殆ど感じません。

次にステムノズルはEAH-AZ60は短く太め。その為、ステムノズルの長さには軸の長いタイプとの相性が良いです。そのため付属のイヤーピースとの相性は良いと云えます。つまり他社のTWSも同様ですが、イヤーピース選択をしっかりできれば問題なく使えると云えます。尤も耳の小さな女性や子供でも付属のXS、Sサイズは各2種類、計4種ありますので、殆どの方で不満を感じることはないのではと思います。この辺りも日本の老舗メーカーたる所以と感じます。

また、この二機種共にステムノズル先端端面にメッシュフィルターが装備されていますし、EAH-AZ60は付属イヤピ内にもフィルタがあります。これによりシェル内部への異物混入が防げますので、長期の使用にも耐えることができますね。

 

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3. Technics EAH-AZ60の音質について 

それではいよいよ音質についてまとめていきます。

今回の再生環境はandroidスマホSony Xperia 5 II、Bluetooth コーデック LDAC接続です。

 

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実際に聴いてみます。

ソースは宇多田ヒカル/First Love平井堅/瞳をとじて倖田來未/Moon Crying。高音低音域の確認用に松岡充/SURPRISE-DRIVEです。
先述の通りイヤピはEAH-AZ60 本体白色に付属する白色イヤーピース Mサイズを使用しています。

箱出しで聴いてみた第一印象は「低音は控えめ。全体的に音の響きが良く、解像感のある整った音。ボーカルは自然で聴きやすい」でした。

一先ず鳴らし込みを兼ねて数週間聴きこみました。鳴らし込み後は、低音域に深みが増した印象です。その低音域は締まりがあり解像感を感じやすい音で中高音域を邪魔しないクリアな音でバランスが良い聴きやすい音になりました。

 

音場

狭くは感じません。普通といえますが左右の広さを感じる音。1万円台のミドルクラスの音圧を感じるドンシャリとは異なります。

 

高音域

煌びやかさがあり華やかさがありますが、常に前に出るような主張の仕方ではなく解像感が高く華やかな音。中低音に埋もれる事は無く必要な時に必要なだけしっかりと鳴り主張しますが、尖りや刺さりは感じません。

 

中音域

凹みを感じず、左右に空間の広さを感じ見通しの良さがあります。高音よりも華やかさがあり賑やかに鳴りますが音がごちゃつかず整理された音は解像感が高くすっきりとクリアに聴こえます。

ボーカルは暖かさを感じられ艶やかさもあり自然な位置からクリアに聴こえます。

 

低音域

低音は一聴して控えめ。量感は少な目ですが響きの良さ、音の輪郭と強弱を感じ易く、解像感の高い音は音圧で誤魔化そうとしていない質の高さを感じます。ベースラインは控えめですが追えます。重低音の沈み込みは深さがあませんが、TWSとしては芯の強さを感じますし、音に深みを感じられる低音です。

 

出音のバランス

一言で云えばやや中高音寄りのフラットに近いバランスです。

 

前回のZE3000のレビューでも触れましたが、ミドルクラス以下のTWSでは製品を造り込むうえでどうしてもドンシャリ傾向が強い機種になりがちです。確かに一聴して程良いドンシャリは耳馴染みが良く、その音圧で良い音という認識してしまいます。それの是非は兎も角。折角のハイクラTWSドンシャリはちょっと…という方のニーズにぴったりと合うのがEAH-AZ60の音と云えそうです。

EAH-AZ60の特徴として、やはり高中音域がクリア。高音域は所謂ドンシャリのシャリが強すぎる音とは異なり広がりのある音は響きも良く、見通しの良い音。シャャ~ァン~と鳴り、すぅ~っと音が小さくなり消え入る様を感じやすくなっています。これはミドルクラスのドンシャリの音とは異なる音づくりと云えます。これがTWSの高価格帯を選択する意味となりそうです。

中音域は空間が左右に広さを感じ鮮やかさのある音。音の輪郭や強弱を掴みやすく解像感が良い音は演奏とボーカルの分離が良く、ボーカルが映えます。

低音は量感は控えめですが、解像感があり響きの良さがあります。音の強弱も聴き分けられ輪郭も掴みやすいです。その分、圧倒的な強さだったり頭の中で響くような低音ではないので、物足りなさを感じるかもしれません。

EAH-AZ60は空間の広さを感じられ、中高音域はクリアで見通し良く華やかな音を奏でます。この鳴り方は前回レビューしたfinal ZE3000に近く、それよりも解像感が高く感じられる音。とは言え、EAH-AZ60とZE3000では価格が半分であり、純粋な比較は酷というもの。

 

※宜しければ過去の記事もご参考ください

miineco106.hatenadiary.jp

 

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さて、音楽は低音域が上の音域を支えることで全体の風景を見渡すことができたり空間を想像しやすくしてくれます。一方それが高音域に曇りを感じたり中音域に籠りを感じたりする場合がありますが、EAH-AZ60では低音域は適度。高音域は見通し良く中音域もすっきりと鳴りますので、音の重なりや塊に感じ難く解像感の高い音を楽しめます。

尤もこれはLDAC接続でのお話。

iPhoneでも試しましたが、コーデックの差はあきらか。AAC接続では中音というか真ん中に集まり音はやや平面的に聴こえ中高音の繊細さや低音の表現力は下がります。LDAC接続では同じ曲を有線イヤホンとワイヤレスイヤホンで聴いたときに感じる音の薄さ線の細さを感じ難く抑えられています。

 

次に、昨年発売されたSonyのLDAC接続に対応した最新TWSWF-1000XM4をLDACの音質優先で接続し比較した場合、全体的な音に遜色ありませんが、そもそもWF-1000XM4はSonyの音。基本ドンシャリでグルーブ感のある音。音楽を楽しく聴くという目的に沿った音は音質の良し悪しではなく、メーカーの音づくりと理解した上で、強いて云えばEAH-AZ60の方が分析的に聴かせてくれる音だと思います。

とは云え、WF-1000XM4はEAH-AZ60よりも強い低音としっかりと鳴る高音は決して雑に鳴らす訳ではなく、音楽をノリ良く聴くことができ、心地良く楽しませてくれる音は分かりやすく高音質と云えますので、TWSとしてどちらが高音質なのかは結局の個人の嗜好に委ねる部分であり、どちらも高音質と云えると思います。

 

まとめると、EAH-AZ60は中音≧高音≧低音のフラットに近いバランス。流行りのハーマンターゲットに近い印象。Sony WF-1000XM4は低音≧高音≧中音のドンシャリバランスとそれらの音質傾向はやはり違うと云えます。加えて接続コーデックは同じLDACで情報量は互角でも接続機器との相性を感じられます。

従来のAACやaptXよりもLDACは高音質で音楽を楽しめ、レンジの広さと音の濃さを違いとして感じられLDACが24bitに対応しているアドバンテージは大きく、先代のEAH-AZ70や従来のTWSよりも高音質で聴く事ができると云えます。

 

 

4. Technics EAH-AZ60の総評 

Technics EAH-AZ60はスマホで音楽を楽しんでいる、特にandroidスマホユーザーがもっと良い音で聴きたい。ガジェット性能が高く商品性が高いものというニーズに応えられる有力な候補となる商品とまとめました。

音にも拘り、ガジェット性能も抑えるべきところを抑え他社を一歩リードしていると云えお勧めできます。

 

最後に、今回は高価格帯20,000円後半の高音質&高機能の実力派TWSイヤホンの紹介となりました。現在(2022年5月14日)は約28,000円でイヤホン専門店等、有名家電量販店通販サイトなどでも販売しています。TWSでも音質に妥協したくない。でもガジェット性能も高いTWSの購入を考えていて少しでも気になった方は安心確実なイヤホン専門店での視聴を是非よろしくお願いします。聴いたら気に入ってしまうと思います(笑)。

 

EAH-AZ60

以下、イヤピ付属 Mサイズ(別売り白)androidスマホ、LDAC音質優先
高音★★★★★ 
中音★★★★★  
低音★★★★☆ 
音場★★★★☆
分離★★★★
お勧め度★★★★★ (LDAC環境の無い方★4)

※☆0.51.0

 

国内S社

以下、イヤピSedna Earfit short MSサイズandroidスマホ、LDAC音質優先
高音★★★★★ 
中音★★★★☆  
低音★★★★★ 
音場★★★☆
分離★★★☆
お勧め度★★★★☆ (ANC性能重視の方★5)

※☆0.51.0

 

 

あとがき

今回はTWSのハイクラスモデルのレビューをしてみました。TWSで手軽に良い音が聴く事ができるようになってきていると思います。しかし今回の商品は音質も良くガジェット性能も高いのでやはり高価です。折角可能のだから良いものを買いたいという気持ちはよく分かります。だからこそ各メーカーのハイクラスモデルが期待値が高く注目されますよね。まあ5万のTWSはちょっとどうなの?と、思いますけど。

今後も気になる商品や1BA+1DDイヤホンの新商品が出れば追加でチェックしていきますのでよろしくお願いいたします。
沼にハマった者の戯言に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

みぃねこ

 

※2022/7/9 3.項、音質評価の体裁変更